2004/12/11 つくば自転車道と筑波山の紅葉
もうすぐつくばエクスプレスが開通する。
つくばというと最近はつくば研究学園都市のイメージが強いが、
じつはつくば市の中心は学園都市ではなかった。
筑波山の麓にある「筑波」がかつての中心。そして筑波へは80年代まで土浦から鉄道(筑波鉄道)が通っていたのである。
だが観光客の減少とともに鉄道は廃止され、その廃線跡はサイクリングロードとして整備された。
ふだん走るような河川敷や峠道ではなく、平野を貫くサイクリングロードをゆっくりと走るのもまた楽しかろう。
というわけで、今回はYotsuya氏, cam氏, sigh氏と同行。
土浦を出ると、サイクリングロードは線路特有のなだらかなラインを描いて関東平野へ出ていく。
道は舗装も安定し、時おりホームや橋梁が現れる。いい気分なのでゆっくりと走る。
ほんとにゆっくり走る(動画)。
今はバスターミナルになっている筑波駅から登坂開始。筑波山のケーブルカー入口まで一気に登る。12月とはいえ、まだ紅葉が美しい。
ケーブルカーは30度近い勾配を登っていく。見ていて笑える斜度だ。山頂駅からさらに登り、女体山の頂上へ。
頂上は岩場なのだが、自転車用のビンディングシューズなので滑る。下の写真を見て頂けると分かると思うのだが、足がすくむ。
もしここでずるっといったら…こわいこわい。低い山だけど、ちゃんとトレッキングシューズで登りましょう。
下山後は、意外と時間がないことに気づいて残りの道のりを飛ばす(このあと下北沢でステーキを食べるイベントがあったので)。
だんだん山間に入って風が強くなり、日が沈むころ水戸線の岩瀬駅に到着。無人の小駅である。
車窓の夕暮れを眺めながら水戸線で小山へ。小山からは湘南新宿ラインで渋谷へ。下北まで走ってステーキ450gとビールで乾杯。いつも以上にうまかった。うむ。
地図中のコースの色は、15km/h→40km/hに対応します。
所要時間: 5:04 / 走行距離 47.7km
カシミール3D用GPSデータ
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