0.5.秘境中津峡!
夏の中津峡はこれから行くとして、とりあえず一昨年の秋に、紅葉狩りに行ったときの写真をアップロードしてみました。
写真をクリックすると拡大します。
駅から出るバスは普通よりも短い長さの西武バス。中津峡まで行く便は一日5本しかない。少ないとお思いだろう。だが、乗ってみれば無理もないと分かる。雁坂トンネルに繋がる国道140号に乗っているうちはいい。だが、巨大なループ橋を降りて村道に入ってしまうともう大変。トンネルは素掘りだし、一車線なのに双方向通行だから乗用車は全部待避場所までバックさせられる。中津「峡」というくらいのがけっぷちの道、バックさせられる乗用車のドライバーは生きた心地がしないだろう。
また、バス停は30あるにも関わらず、人家がその近くにあるとは限らない。地元の人の便を図るため、バスはどこでも手を挙げれば停車する! なかなか変わったバスである。地元の人が逃さないよう、バスの上にスピーカーがついていて、音楽を流しながら走るのである(写真)。通称「メロディバス」だそうである。
日本どこでも、バスの運転手といえば運転のプロであるが、それでもあまりに途中のトンネルが狭いため、どうしても車体をこすってしまうところがある。それほどまでに入っていくのが大変な渓谷なのである。バスが着く頃には、私も友人も、「こんなとこまで1日5往復するのはすごい」と心から思うほどであった。
中津峡は、普通の人にとっては最奥の秘境といった感じのところである。写真でイメージは分かっていただけるだろう。京都などのわざと植えた紅葉などではなく、原生林の山全体が赤く、黄色く色づくのである。秘境好きの人もそうでない人も、秋になったら行ってみてほしい。息を呑むような光景が見られるはずだ。
だが、真打ちの中津川林道はここからはじまるのである。前回は舗装されている部分までしか行くことができなかったので、今回はその先を目指すことにする。
さて、まあ、そういうことで、今回のプランはこんな感じ↓にしたいと思う。
一日目
家
↓
三峰口
↓
自転車
↓
清里ユースホステル
|
二日目
三〜五日目(8/6〜8/8)
六日目(8/9)〜
一応、予定としては韮崎の尖石遺跡、霧ヶ峰ビーナスライン、美ヶ原高原、武石峠、安曇野、白馬温泉(Huck氏に何度も自慢されたし)、フォッサマグナ(糸魚川街道)…ってところでしょうか。自転車でどこまでいけるかな。
|