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最東端を目指して〜北海道ツーリング800km今年は9月下旬に土・日・月、金・土・日の連休が連続する。研究室でとれる休暇が5日なので、この連休を休暇で結ベばかなり長く旅ができる。これは今しかない。 さて、今回は北海道を10日かけて走る。プランを大まかに考えるにあたって、
9/15 東京→札幌今年は学会ラッシュであった。
そんな15日、荷作りを終えてバッグと自転車をサークルの部室に置き、今日も朝から仕事。なんとなくやる気レスな1日を過ごす。
自転車とバッグ3つ、計24kgをかついで羽田へ向かう。正直めちゃめちゃ重いっ。 東京の灯を眺めながら離陸して1時間少々、飛行機は真っ暗な新千歳におりた。 空港で荷物を待っていたら放送で呼び出され、自転車を渡された。呼び出されるなんてびっくり。 ここから千歳線731系3連で札幌へ。この車両、異様にごつい前面をもつ最新型で、電車なのに、ディーゼル力ーとつなげてもちゃんと回転数をそろえて走れる変わった奴である。ドアに工アカーテンが装備されてるのも寒冷地ならでは。ちなみに外は12度。けっこう寒い。 札幌市街のホテルに着いて、荷物整理してすぐに寝る。あ、携帯の充電器忘れた。ふふ、好都合じゃないか。現実から隔絶した生活を送ってやる。 9/16 札幌→雨竜104km
ホテルのバイキングでジャガイモや海産物を食べて腹ごしらえをし、自転車を組み立ててまずは札幌市内をぶらぶらする。北大の中なんか走っちゃったりして。
9時時計台発。ほどなくして札幌市街は尽き、国道275号はただまっすぐに牧場と田園の中をつき抜けていく。交通量とトラックは環八なみで、ひたすら横を大型車が追いこしていく。交通量が減るのは上川のあたりからかなあ。うーん。
11:35中小屋駅着。当別からは道も比較的平和。田んぼの中、途中から合流した札沼線を横に見て、のんびり走る。たまにキハ40単行とすれ違う。
12:30頃月形のコンビ二であんぱん補給。 13:30浦臼。ここの駅は診療所と同じ建物で近代的かつ清潔だ。さっきの駅なんて入っただけでクモの巣3つも顔で破っちゃったもんなあ。今日は短距離だし、しばらく休んでいこう。 15:00新十津川。昔奈良県の十津川村の住民が移住し、泥炭地の不毛の地を開拓したところだ。今は田園の広がる肥沃な大地だが、これは彼らによるー種の“テラフォーミング"あってのことである。 開拓記念館は税金つぎ込んだのが見え 見えの立派なレンガ作りの建物であったが、閉まっていた。そんな市街地の一角に札沼線の終点、新十津川駅はひっそりと見捨てられている。 本当に見捨てられているとしか言いようがない。車がひっきり無しに通る国道沿 いにあるこの小さな無人駅に来る列車はわずかに1日3本。さっきから駅に入って休憩しながらこんなものを書いているが、虫の声と車の音しかしない。 さて、今日の目的地、雨竜へ行くとしよう。 新十津川から再び人家は疎らになり、石狩川に沿った田園となる。泥炭地とはいえ、この辺は石狩川の沖積による平野だから土地は豊かなのだ。なんちて、知ったかぶりだが。 雨竜までの10Kmはすぐだったのだが、そこから宿までがまー迷った迷った。あとから見ると非常に惜しいところ、宿のすぐ手前でまちがえて曲がったのが運の尽き。いつもいつもいつもよく迷うもんだなぁ。地図も読めるし、GPSも持ってるんだけどね、目的地の座標がGPSに入ってなかったからねぇ… 宿はとほ宿(北海道を中心とした安い民宿)の「ゆき・ふる・さと」。こぎれいな宿で内装や設備にも配慮の行き届いたところであった。
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