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道南潮風ツーリング緒言、というか愚痴ふたたび今年も秋は北海道。そう決めていた。私も仕事が増えてきたせいで、いよいよ日程調整が面倒になってきた。学会やら、後輩の指導やら、論文のやり取りやら。休みを取るにも呼び出されて小言言われたりでもぅ…。前日も帰りの終電近い電車に乗ったら至急の仕事の電話が来て夜明けまで(以下略。そしてまた、都合の悪いことに前日の朝まで台風だったのである。北に行ったら台風に追いついちゃってまた雨中走行になるんじゃないのか?と危ぶまれたが、台風がそれて早く行ってくれたおかげでそれは免れた。雨どころか嵐を呼んで歩いてるからなあ、最近は。 そうそう、昨日自転車行って、電車で帰ってきたのですよワタシ(台風のせい)。で、今日自転車に乗って帰ってこようかと思って電車で大学に行ったら、鍵を忘れた。あと定期と時計も忘れた。 …ということは出発直前なのに手元に自転車がない!…_| ̄|○。まあこれは自業自得なのだが、帰宅してから車で往復2時間近くかけて自転車を回収しにいくはめに。そのあと荷作りして、仕事して、風呂に入ったらもう朝の5時だった。 9/8 東京〜釧路さて、大した準備もしていないのだが今年は 道東→道南 である。これは昨年から決めていた。今回は火口湖をめぐって景観や峠道を楽しみ、日高地方の平地も満喫したい。
11時にばたばたと駅へ。エアポートリムジンに乗る。このバスは本当に楽だ。自転車を袋に入れたら、あとは空港のカートのところまで向こうが運んでくれる。うちの街も便利になったなあ。空港で今日のライダーハウスと明日のユースホステルを予約した。携帯の電源を入れると容赦なく仕事メールや電話が来そうなので、さっさと用件を済ませたらOFF。休暇はプライベートなんで勘弁してほしい。 機内で寝ていてふと目を覚ますと、いつの間にか周囲にジュースがこぼれている。揺れてこぼれたのやら、自分で倒したのやら。上空から見ているとなかなか緑の山々も多い。山を走りたいな、と思っているうちに平野が現れ、その中の標高100mほどの丘に飛行機は着陸した。
出発できたのは日没30分前。今日の宿までは22kmある。走り出すとすばらしく道のいい下りになった。周囲の原野もあいまって最高の気分だ。しかし海沿いの幹線国道38号に出るともうダメ。交通量は多いし、路肩は荒れてるし。都市間輸送トラックやトレーラーの行く国道はいかん。
「チャリダーなのに日焼けしてないねえ」 がーん。沖縄走ったりして今年は焼けてる方かと思ったんだけどなあ。研究室内では比較的焼けてる、なんてのは北海道ツーリングじゃゴミですよね。そりゃそうだ。これから1週間頑張って走って、焼けてやろうじゃないの。 小学生の娘さんに案内されて中に入ると、都市のライダーハウスだけあって、人は多い。喫煙者が多いせいで室内が白いのはちょっと嫌。でも800円だからそんなもんさ。なんかトイレにアブノーマルなエロ本が…これなんかのサービス?(ぉ
そうそう、私が一昨年行ったサロマ湖畔の芭露のライダーハウスは、ご主人が亡くなってつぶれたらしい。中標津温泉のライダーハウスもなくなったとか。安宿ゆえ宿主さんのご厚意によるところの多いライダーハウスである。しかも今や、ツーリングライダーも相当減っている。これ以上減らないよう祈るばかりだ。 そうそう、一輪車で北海道をツーリングするヘンタイ、通称「イチリンダー」が道内各地で目撃されているという(紋別と苫小牧で証言アリ)。都市伝説じゃなければ一度お目にかかりたいところですな。つーか下り坂どうやって下るの?(笑) 誰か見た人、またはイチリンダー本人がここを見たらぜひ掲示板に書いてって下さいな。 戻ってきたら宿主さんが殻つきのカキを焼いて差し入れてくれた。海水の味。素材の濃いうまみが広がる。素晴らしい。市場で買っても140円くらいだそうな。さすが北海道だ。
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