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目次
出発
海上
→沖縄
南部一周
首里
遺跡と海上道路
ドライブ
残波岬
波照間島
石垣島
終了

2003 沖縄ツーリング


沖縄県読谷村 残波岬

9/6 太陽と海のかなたへ。

今日のコース

院試が終わった。この1ヶ月、だいぶ長かった。3,4日しか休まなかった。正直、ストレスと疲労できつきつだったと思う。
まぁ、そんなわけで沖縄に住んでいる友人(以下 自爆氏)をたずねて行くことにした。
今回は沖縄をひととおり自転車で走ったり(那覇周辺とか一周とか)、石垣島とか波照間島とか、慶良間列島とか、いろいろ行きたいことはあるんだが、まぁそれなりに楽しい体験ができればいいかな。


今回はお台場から出発。

乗るのは東京発19:00のフェリー「ありあけ」。飛行機に乗らず船なのは、途中の旅を楽しみたいから、それと自転車を持っていきたいから。飛行機で高い金をとられた上にさっさと着いてしまったのでは面白くもない。
昼に家を出て、自転車で一路東京湾を目指す。サイクリングバッグ2つとフロントバッグに荷物を入れると、なんとも重い。走るとけっこう足に負担が来る。ツーリングの開始である。
吉祥寺から五日市街道、高井戸から井の頭通り、渋谷から表参道に出て、青山通りから外堀通り、晴海通り、湾岸国道と走って30kmちょっと。何度も走ったことのあるルートなので特に問題なく着く。
フェリーターミナルはお台場パレットタウンの向かいにある。ちょうど観覧車がよく見える場所だ。写真を見ていただければ分かると思うが、なんともボロい建物。しかも貨物ターミナルの中にあり、大型車にまぎれて倉庫みたいなところに入っていかないとたどり着けないのだ。知らないで行くと戸惑うだろうな。ま、私は一昨年同じフェリーに乗っているから知ってたけど。


どこの離島よりも東京港の待合所はボロい。

「袋に入れた自転車は、向こうにある台車の上に乗せといてください」と係員(ちなみに航送料は1300円だった)。ほんとに台車の上に乗せておくだけで運んでくれるんだろうか。これで東京湾に放置されたまま私だけ沖縄まで来てしまったら大変だな。ま、信用するしかないので台車に乗せておく。
今日は与論島に行く大学生のツアーがあるようで、女の子いっぱいであった。ま、部屋違うけどなー(当たり前)

さて、出航まで時間があるので小説を読んでいると、18:00になってパレットタウンの観覧車が点灯。観覧車のネオンを見ていると、なんだか意味もなく涙が出てきた。空はもう秋らしくなっており、日が暮れていくにつれて刻々と色を変えていく。しばらく意味もわからず涙を流していた。 なんでだろうね。


パレットタウンと、これから乗るありあけ号。

数分後。

出航間際の船からお台場をみる。

ぶれちゃった

船に乗るとすぐに風呂場へ。一番風呂〜と思ったら風呂桶に湯が張ってない。一昨年は張ってあったのになぁ。熱いシャワーで今日一日分の汗を流したあと甲板へ。しばらく荷役作業を眺めていると出航時間から30分ほどして終了し、出航。埠頭間のスペース全体を使って豪快に転回し、東京湾から出ていった。今日の海は雲と霧が多く、月の光も港の光もにじんでいた。天気がいいせいでほとんど揺れない。よしよし。
船室はジジイ共が周囲を巻き込んで宴会してやがって(苦笑)、おつまみのイカの臭いが充満していた。さっきは風呂に入る前の更衣室的な汗の臭いが充満していたので閉口したが、それほどではないにしろ勘弁していただきたいところだ。夕食はカロリーメイト。食料を持たずにこのフェリーに乗ると、最低額が530円(うどん)というめっちゃ高い食堂で食うはめになるので、事前に買ってきたのである。与論に行く学生集団は大量のカップラーメンを持ってきたらしい。ちなみに一昨年は行くだけで食べられた(自分で食べたいものをお盆に取って持っていく)食堂も、すでに食券制になったようである。事前に売れた食券の分しか料理を作らないのだ。


船内。奥が一等船室への入り口、手前がゲームコーナー。

船内2。奥が食堂、手前が案内所。

寝る前に甲板に出たら、流れ星が一筋見えた。天頂から北へ走ってすぐに消えた。

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SHIMURA Harutoki <tt67136(あっと)mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>

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